Brillia SHORTSHORTS THEATERで
アカデミーショートという
アカデミー賞でノミネートもしくは
賞をとった短編4作をみてきました。
短編映画というのはいいですね。
商業主義に走らない
無目的だったり自己満足だったり、
妄想の具現化、実験的挑戦的、
とにかく媚びてないところが
いいのだと思います。
短いから、中だるみしないしね。
今回のはそれでも
アカデミー賞というある程度
世間に認められた作品ばかりを
集めている企画だったので
どれも面白かった。
1つめの「Cashback」
これはくだらない。妄想。
でもよかったな
くだらないことを
ていねいに静かに描いていて
楽しかった。オチがいいね。
気に入ったのは
散らばったグリンピースを
ぼうっと眺めるシーン
ああいうシーンをはさめるセンスがいいなあ
すごいと思った。
いや別に大したことじゃないんだけど、
何故だかとっても感動した。
2つめ「I'll Wait for the Next One」
ひどい。最低。
腹が立った!むかつく。
て感じ。
うまいんだよね、
盛り上がって突き落とされるみたいな
でもやっぱり嫌。
「つみきのいえ」
これは泣ける、って話で
かまえちゃって
機会がなかったってのと相まって
みていなかったのだけど
もう最初から泣いていた。
涙腺とうふなんで。すぐ泣くんですよ。
でも賞をとる理由わかるな、
この切なさは万国共通だし
静かでファンタスティックな世界観
言葉がない分すんなり引き込まれるよね。
素晴らしい。
「The Substitute」
邦題「代理教師」
面白かったー笑った。
それで最後いい話に持って行くし、
で巧みな感じ。
凝縮されていて、
なんていうかこれはテロ!
変てこで好き。
シートも座りやすかったし
(なんといってもカンヌと同じシートらしい)
気取ってるけど綺麗でお洒落系
京浜家族とコラボしているっていうのも
笑えるしね。
立地は微妙かな、
ていうか新高島って
すっごく気取っているのね。
セントラルパークかっての。
まま
そんな感じで、
短編みた流れで
「アニクリ15」のDVD買っちゃった。
前から欲しかったけど。
あーまじで今敏ナイト行きたかった。
ていうか行きたいならもっと
積極的に探せよって話なんだけど
そうもなれないこの感じ。
早いもので今日で1年が経ちました。
この1年はずっと
自分の一部と思っていたものを失い
突然にあいた穴を
触らないように、みないように、
そっと避けて過ごしました
1年経ったからといって
何が変わるわけでもなかった
悲しみは悲しみのまま、
なくしたものはそのまま
でもなくしたことでできた穴が
また新しい一部になると思うのね、
それが1年の進歩かな
穴の存在を
受け入れることができるようになったこと
ま、そんな感じで
舗装途中の道路
一度あった横断歩道のしましま
いちどとって
また綺麗に描き直すんだと思うのだけど
あれがないと橋が落ちたみたいで
なんだか緊張するねえ
とっさに渡れない、
と思う不思議ー