「せっかく物語が始まりそうだったのに……」

バスに乗っていたら、
日体大の人たちがお互いを
「ラムネ」と「キューピー」って呼び合ってた。
なんて脈絡ない。完璧。

いま乗っている電車、
前に立っている
2mはあるだろう金髪の外人さんは
左手の人差し指がない。

斜め前の小学生の女の子が
重松清の文庫本を読んでいる。

白髪の品の良い老紳士は
同じく白髪のおじいさんと英語で談笑中。

今日は素晴らしいな。
しかし新横浜で
それらの人達はみんな降りてしまって
かわりに今は
何故かずっと舌打ちしている
サラリーマンが前に。

うまくはいかない。

何も始まらないね。


衣装と課題頑張るぞう

こどもの国

こどもの国の、こどもの絵。
チョークで地面に絵を描けるところがあって
びっしり描いてあるの
こどものああいう絵って
すごくいい。
自由で、何にも媚びないところが。


今年の夏もいろいろ楽しそう
エゴに動きがないのが気になるけど、
まだこれからなのかな。
いろいろなフェスのラインナップみるだけで
うきうきする。楽しいなあ。


夏に読みたい本や
聴きたくなる音楽がたくさんある。
暖かくなってくると、
夏になることばかり考える。
嫌いだけどね。

雨に煙る

どこでも同じ天気ならいいのに
もし月が綺麗なら
同じように綺麗であってほしい
雲ひとつない晴天だったり風が強かったり
いい天気なのに雨が土砂降り
流れ星が雲にかくれていたり

そういう同じものをみれたらね。
いいと思うんだけど
まあそうもいかない。


課題で花を何種類か描いてるのだけど
いつの間にかほとんど全部
白い花だった
うーん白い花が好きみたい。
なるほど。


どうしようもないわ。
もー気持ちの波がありすぎる。

この声はどこからやってくるの

この形状、色、そして「電」の一文字
完璧だわ。意味がわからん。


小さいころ住んでいた町に
おじさんおばさん
夫婦二人でやっていたパン屋があって
よく母に連れられて通った
気取ったところなんて全然なくて、
売っているのは
おばさんの作った具をはさんだ
調理パンだとか
四角い食パン
ドーナツ、ジャムのロールケーキ
それをオレンジとたまご色の
花形トレイに取るような
そういう懐かしい感じなの。
たまにおじさんがお会計をするとき
スライスアーモンドがのったラスクを
必ずこっそり入れてくれた。
今はもう無いんだけど
久々に前を通って
とっても懐かしい気持ちになった。
かぼちゃのドーナツ好きだったなあ。


この時期って
桜がないところでも
ふわっと花びらが舞ってたりするのね。
どこからか飛んで来る。
すごいな。

惑星ハート

一人暮らしをしたら、
というか家を出たら
住んだ先の照明はスプートニクランプにする
前々からずっと決めてた。
これだけはする。絶対。
スプートニクランプっていうのは、
中心の球体から
放射状に何本もアームが伸びていて
その先ひとつひとつに
電球をつけるようになってるの
破裂したみたいでとても可愛い。
調べたら思ったより高くない。
アンティークとなると桁がひとつ違うけどね。

スプートニクの意味は「衛星」
それか「道連れ」